基本情報技術者 ~論理演算・論理回路 [1]~



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こんにちは!ポテトヘッド(@potato_head0809)です!



今回は論理演算と論理回路について学んでいきたいと思います。



では早速始めていきましょう!



論理演算



論理演算とは「1」をTrue、「0」をFalseとして、



「1」と「0」の2つの値だけで演算を行います。



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この論理演算は特に難しいものではなく、「Aの条件に該当するグループ(Aが真)」や



「Bの条件に該当するグループ(Bが真)」「どちらにも該当するものは?」みたいな



どれが該当するかを探したもの、それこそが論理演算です。



ここからは「ベン図」を使って説明していきます!



まず初めに論理演算には論理積論理和、否定があります。



今は何を言っているのか分からないと思いますが、大丈夫です。



例えば、「Pythonができる人」「Javaができる人」がいるとします。



そこに「どちらもできます」という人もいるとします。



これらの条件を使って見ていきましょう。



論理積(AND)



まず初めに論理積です。



論理積では2つの条件を両方満たすものを「真」とします。



ここでは「Pythonができる人」「Javaができる人」



つまり「どちらもできる」という人が該当します。



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論理和(OR)



続いては論理和について見ていきます。



論理和では2つの条件のどちらかが該当すれば「真」とします。



つまり今回の例では「Pythonができる人」または「Javaができる人」が該当します。



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否定(NOT)



最後に否定について見ていきます。



条件として「Pythonができる人」と条件を設定したとき、



この時に満たされる範囲は「Pythonができる人」意外の部分が該当します。



つまり条件を否定するものが条件として満たされることになります。



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なぜ初めに論理演算について触れたかと言うと、



これから学んでいく論理回路に大きく関係するからです。



論理回路とは、論理演算する回路のことをいいます。



この論理回路の基本は以下の図の3つです。



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では、それぞれについて見ていきましょう!



論理積回路(AND回路)



論理積回路は入力がどちらも「1」だった場合に



「1」を出力します。



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入力の値の組み合わせは全部で4種類あります。



これを表で表したのが真理値表です。



論理積回路の真理値表は以下のようになります。



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論理和(OR回路)



論理和回路は入力のどちらかが「1」だった場合、「1」を出力します。



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論理和回路の真理値表を見てみましょう。



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否定回路(NOT回路)



否定回路は入力が「1」だった場合「0」を出力、



入力が「0」だった場合「1」を出力します。



入力の反対の値を出力します。



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では、否定回路の真理値表を見てみましょう。



ここで注意することは入力の値の組み合わせは2種類です。



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さいごに。



論理回路はこれだけではありません。



今回の内容を応用し、新たな論理回路を作ることもできます。



その辺りの内容については、後日触れていきたいと思います。



今回も最後までご覧頂きありがとうございました。



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また次回もよろしくお願い致します。