基本情報技術者 ~システム開発[2]~



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こんにちは!ポテトヘッド(@potato_head0809)です!



今回はシステム開発における



代表的な開発手法について学んでいきましょう!



前回はシステム開発の流れについて触れました。



まだご覧になっていない方はぜひご覧になってみてください。



システム開発の流れ

potato-head0809.hatenablog.com

 



では早速始めていきましょう!





まず今回紹介するシステム開発の手法は



ウォータフォールモデル」「プロトタイピングモデル」「スパイラルモデル」の3つです。



これらは基本的なものであり、他にも様々な手法がありますが、



今回は基本的なものだけ紹介したいと思います。



システム開発の流れとしては、要求を確認し、設計し、作成して最後はテスト。



この流れは基本的には変わりません。



その流れに特徴を加え、開発の効率を向上させることが大切です。





ウォータフォールモデルは、最も古くからある開発手法です。



要件定義、設計、プログラミング、テストと



各工程を順番に進めていく開発手法になります。



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メリットとしては、開発の管理が行いやすいことです。



基本的には大規模な開発で用いられています。



デメリットとしては、利用者が確認できるのは最終段階のタイミングなので



万が一、「ここを直して欲しい」と言われたときに直す作業が大変になってくることです。



プロトタイピングモデル



プロトタイピングモデルでは、開発初期の段階でプロトタイプ(試作品)を作成し、



それを利用者に確認してもらってから開発を進めていきます。



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メリットとしては、開発初期の段階で利用者に確認してもらうことで



利用者と開発者との意識のズレを無くすことができます。



ウォータフォールモデルのように、後々直して欲しいという



問題がでることはありません。



デメリットとしては、プロトタイプを作る作業にももちろん手間はかかります。



もし、利用者からの要望が細かい場合は、何度もプロトタイプを作り直さなくてはいけません。



試作品を作らなくてはいけない点から、大規模な開発には向いていません。



スパイラルモデル



スパイラルモデルでは、システムを複数のサブシステムに分割し



それぞれのサブシステムごとに開発を進めていきます。



このとき、それぞれのサブシステムの開発には



ウォータフォールモデルが用いられています。



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スパイラルモデルでは、サブシステムをプロトタイプの代わりとして



利用者に触れて確認してもらうことが可能です。



そして、この時の利用者の意見を次のサブシステムの開発に活かすことができます。



このような点ではプロトタイピングモデルに似ているところがあります。



スパイラルモデルは、ウォータフォールモデルとプロトタイピングモデルを



組み合わせたような開発手法というわけです。



さいごに。



今回見てきた開発手法はどれも基本的な手法になります。



冒頭でも述べましたが、この他にも開発手法があります。



今後、それらの開発手法も紹介できたらと思っています。



今回も最後までご覧いただきありがとうございました。



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今回は以上になります。



お疲れ様でした。